異世界[恋愛]
家のため国のためと何度も言われましたので
嫌だと口にする権利を、アデリナは忘れていた。
王宮礼法局で働く侯爵令嬢アデリナは、王妃の慈善会や外交夜会を陰で支えていた。
離婚した女性の席を守り、未亡人の評判を守り、誰かが傷つかないよう礼法を整える日々だった。
けれど王妃は、そんな彼女に微笑む。
亡妻を失った伯爵を、あなたなら支えられるでしょう。
それは善意の言葉で、アデリナの望みを尋ねない命令だった。
誰も彼女が傷つくとは思わない。
聡明だから分かる。
聞き分けがいいから受け入れる。
そう信じられてきた彼女は、最後の慈善会の席次を整える。
そして、礼法局の鍵と辞表を置いて王宮を去る。
王妃の善意を美談に変えていたのは、誰だったのか。
アデリナが守っていた椅子の意味を、王宮はいつ知るのだろう。
AI直接使用 / 異世界恋愛 / 令嬢 / 王宮 / 王族 / ざまぁ / 女主人公 / 婚約 / 辞職
全12話連載中
2026/07/09 17:33更新
41,894字 (3491.2字/話) 30%
41,894字 (3491.2字/話) 30%
日間P
-
総合P
1,004
ブクマ
203
平均評価
8.54
感想数
3
レビュー
0
評価頻度
34.48%
評価P
598
評価者数
70
週間読者
228
日間イン
0回
ベスト
圏外
最終取得日時:2026/08/26 12:08
※googleにインデックスされているページのみが対象です