異世界[恋愛]

二人の公爵令嬢 どうやら愛されるのはひとりだけのようです【完結】

ある日、マーコック公爵家の屋敷から一歳になったばかりの娘の姿が忽然と消えた。

それから十六年後、リディアは自分が公爵令嬢だと知る。
本当の家族と感動の再会を果たし、温かく迎え入れられたリディア。

しかし、公爵家には自分と同じ年齢、同じ髪の色、同じ瞳の子がすでにいた。その子はリディアの身代わりとして縁戚から引き取られた養女だった。

『シャロンと申します、お姉様』

彼女が口にしたのは、両親が生まれたばかりのリディアに贈ったはずの名だった。
家族の愛情も本当の名前も、すでにその子のものだと気づくのに時間は掛からなかった。

自分の居場所を見つけられず、葛藤するリディア。


『……今更見つかるなんて……』

ある晩、母である公爵夫人の本音を聞いてしまい、リディアは家族と距離を置こうと決意する。

 これ以上、傷つくのは嫌だから……。


けれども、公爵家を出たリディアを家族はそっとしておいてはくれず――。


◇家族との関係に悩みながらも、自分らしく生きようと奮闘するリディア。そんな彼女が自分の居場所を見つけるお話です。


※誤脱字報告有り難うございます!
※この作品はアルファポリスサイトで先行投稿しています。

ESN大賞7 / OVL大賞10 / 禁じられた想い / 運命に翻弄される / 沈黙という罪 / 矛盾 / 血は水よりも濃いのか / 一途(秘愛) / R15
全60話完結 2024/10/19 19:04更新
148,457字 (2474.3字/話) 35%
日間P
3,906
総合P
11,830
ブクマ
1,976
平均評価
9.21
感想数
0
レビュー
0
評価頻度
43.27%
評価P
7,878
評価者数
855
週間読者
9,285
日間イン
14回
ベスト
5位
最終取得日時:2024/10/23 12:08
※googleにインデックスされているページのみが対象です