異世界[恋愛]
婚約破棄現場の裏方令嬢、ただ利用されるだけだと思っていたのに。
貧乏貴族令嬢のアヴリルは、悪女として冤罪を掛けられているロッティから協力を求められる。
彼女は婚約者とその浮気相手によって悪評を広められていたが、そんな自分の立場すら利用しようと考えた。
そこでロッティはアヴリルに、アヴリルの幼馴染で優秀な侯爵令息ヴァージルとの関係を取り持ってくれれば多額の金を与えると交渉。
家に一切の余裕を持たないアヴリルは、ヴァージルへの初恋を隠しながらその提案を呑んだ。
そして訪れる婚約破棄の現場。
ロッティへ悪意を向けた者達は断罪され、彼女はヴァージルへ言い寄った。
しかし――
「さて、全て君が望んだとおりにしてやったんだ、ロッティ。もう満足だろう」
そう言ったヴァージルはさっさとロッティに背を向け、アヴリルの手を掴む。
「帰るぞ」
そう言ってさっさと歩き出す彼の瞳には、アヴリルの姿しか映っていなかったのだった。
BWK大賞1 / BK小説大賞2 / アイリスIF9大賞 / ハッピーエンド / 悪役令嬢 / 異世界恋愛 / 婚約破棄 / 悪女 / 溺愛 / 微ざまぁ / 貧乏貴族 / 裏方
短編
2026/04/20 22:43更新
2,440字 39%
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最終取得日時:2026/08/09 12:13
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