空想科学[SF]
コールドスリープからの目覚め
人生の半ばを過ぎた一人の男がいた。ある日、人体冷凍保存技術、いわゆるコールドスリープがついに実現したというニュースを知るや、彼は即座に契約を結んだ。
別に不治の病を抱えていたわけではない。ただ、新しいものに目がない彼の好奇心がそうさせたのだった。
彼は友人や知人を集めてお別れ会を開いた。未来へ旅立つ自分を祝う宴だ。誰もがどこか呆れたような顔をしていたが、彼はそれに気づくことなく、数百年後に目覚める未来への期待を語り続けた。
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短編
2025/03/26 11:00更新
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最終取得日時:2025/07/09 12:12
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