#拡散希望 その炎上、濡れ衣です
おかげさまで宝島社より書籍化しました(大幅な改稿実施。発売中)。
http://amazon.co.jp/dp/4299040597
ありがたいことに海外翻訳版発売決定。韓国で翻訳版が発売されています。
■書名 「#拡散希望 その炎上、濡れ衣です」
■装画 ukiさま(アニメOP、EDなどのディレクター、乃木坂46楽曲MVの監督などでご活躍のマルチクリエイターさまです!)
■日本最大級の小説賞「第9回ネット小説大賞」(宝島社さま)受賞作■
■「コミックアラカルト 女性向けマンガ原作大賞」優秀作品選出作品■
炎上した側、させた側、その両方に取材することで、裁判への現実やデジタルタトゥー問題(ネットに刻まれた、誤った己のルーツ)をリアルに切り取る。ラストまで疾走感たっぷりに描き切る、ミステリーにも似た現代ドラマ。
■あらすじ■
昨夏、テレビや週刊誌をも巻き込んだ「炎上騒ぎ」が起こった。それは、たった1つの匿名ツイートから始まった。
「友人の結婚式を、人生を、台無しにしたあのウェディングプランナーを許さない #悲痛な叫び聞いて」
全国規模のホテルチェーン「ハルモニア仙台」で起こった、ある結婚式での「惨事」。それを何者かが「A山なる女性ウェディングプランナーが意図的に引き起こした」とツイッターで告発したのだ。
この「悲痛な叫び」は瞬く間にネットを席巻。「ネットの力で大企業と悪人を告発すべし」という有志の声が全国から上がり、その騒ぎは週刊誌やテレビのワイドショーでの報道によって加熱していく。
結果、名指しされた若手プランナー・青山ひかるはプライバシーを晒されるなど一気に炎上してしまうのだった。
「え? でもこの式の担当、あたしじゃない……」
その声はネット内の火災旋風に飲み込まれ、かき消されていった。職場や自身のSNSに届く誹謗中傷の声、脅迫メッセージに、ひかるはなすすべなく追い込まれいく。
藁にもすがる思いで訪ねた無料法律相談、そこで偶然出会った弁護士との会話から、事態は思わぬ方向に……。
148,404字 (1927.3字/話) 56%