異世界[恋愛]

あなたの初恋が、私だったと知るまで

幼い頃から、誰よりも憧れていた人との婚約――
それはレティシアにとって、夢の続きのような幸福だった。

けれど、顔合わせの席で交わされたのは「他に想い人がいる」という残酷な告白。
それでも「夫婦として支え合いたい」と彼は言った。
拒絶もされず、愛も告げられず。
ただ「理想的な夫婦」と周囲に囁かれながら、彼との距離は一向に縮まらない。

叶わぬ恋を抱えたまま、レティシアの心は少しずつ蝕まれていく。
それでも彼の隣にいられるのなら、いつか想いが届くと信じていた。。

――そんなある日、見つけてしまった一通の手紙。
それは彼が忘れられない「想い人」からのものだった。

報われないはずだった恋が、時を越えてめぐりあう。
これは、すれ違いから始まる“運命だった二人”の物語。

BK小説大賞 / ネトコン13 / 西洋 / ハッピーエンド / 悲恋 / 婚約 / 愛のない / 両片思い
短編 2025/05/29 01:36更新
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最終取得日時:2025/06/02 12:05
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