異世界[恋愛]
欲しがりの妹が、記憶喪失の婚約者を欲しがったのですが。
ルシアには自分の者を何でも欲しがる妹ポーラがいた。
親は妹ばかりを愛し、それ故に冷遇されて来たルシア。
そんな彼女の唯一の心の支えは婚約者であるオリヴァーの存在だった。
しかし彼は戦での功績と引き換えに大怪我をし、記憶喪失に。
するとポーラが言います。
「いいなぁ」
両親が言いました。
「オリヴァー様との婚約をポーラへ譲りなさい」
こうして、記憶を失ったオリヴァーにバレないよう、ポーラは彼の婚約者の座をルシアから奪っていった。
そして記憶喪失のオリヴァーと対面したポーラ。
彼女は偽りの思い出話を意気揚々と語りだしたのだが――
「ああ、申し訳ない。婚約については一旦保留願いたい」
なんとオリヴァーはポーラの話に流される事なく、きっぱりとそう言ったのだった。
ハッピーエンド / 異世界恋愛 / 記憶喪失 / 成り代わり / 入れ替わり / 妹 / 毒親 / 欲しがりの妹
短編
2025/12/26 20:15更新
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最終取得日時:2025/12/31 12:06
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