現実世界[恋愛]
雨上がりの空の下で、初恋だった貴方とのさよならを。
好きな男の子がいた。
彼……笠木くんは頭はあまり良くなくて、顔立ちも平凡で、パッとしない。ただ明らかに浮いている私を受け入れて優しくしてくれた、私にとっては特別な存在だった。
何度も「好きです」と冗談めかして言っていた。笠木くんが応えてくれることはなかったけれど、それでも良かった。
だって恋している時間は楽しかったから。
でも私は、恋する乙女ではいられない。そういう立場だ。
だからある日、学校からの帰りに降り出した雨に託けて、私は彼を誘う。
まるで、何でもないかのような顔をしながら。
「私、傘を持ってきていなくて。もし良かったら、貴方の傘に入れてくれませんか?」
※エツハシフラク様主催の『匿名現代切恋企画』に参加した作品です。
※エブリスタに重複投稿しています。
女主人公 / 青春 / 悲恋 / 切ない / 雨上がり / 傘 / 告白 / ビターエンド
短編
2024/07/22 14:04更新
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最終取得日時:2026/04/04 12:29
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