最強少年は、このフザけた世界で最強を物語る〜どうやら僕は勇者専用の超高難易度ダンジョンに挑んでいたらしい、幼馴染の女勇者が乱入し修羅場、僕は大人気配信者へ〜
城里学は十六歳の時、ダンジョン攻略を生業とする冒険者になった。冒険者になって初めてのダンジョン、彼は単独で突入することを決める。……最初は順調だったのだが、しかし34階層で行き詰まってしまった。
城里学は至って普通の高校生である。冒険者はただの二の次、兼業として始めたのだ。冒険者は基本的にどんなダンジョンでも50階層までなら余裕で突破できると言われている。
「つまるところ、僕には才能がないんだろうなあ」
彼はそう思っていた。
だがしかし、それは違った。
彼が初めて入り、そして行き詰まったダンジョンはなんとーー普通ならば百年に一度生まれる"勇者"しか入れない『超高難易度ダンジョン』だったのだ!!!
行き詰まっていた彼はダンジョン攻略がつまらなくなって、持ってきていたスマートフォンから配信サイトに飛び、配信を開始する。そんな中、その配信中にーー本来、そのダンジョンを攻略すべき美少女幼馴染の女勇者(絶壁)が現れるのだった。彼女がダンジョンについての衝撃の事実を口にすることで、僕はようやく理解する。
「どうして、あんたが普通に此処にいるのよ!?!?!?」
「いやあ、それについては分からない」
垂れ流していた配信はいつの間にか大盛り上がりになっており……、
「修羅場だ! 修羅場だぁぁあ!!!」
そして。
ただでさえ才能がある上に、無自覚に超高難易度ダンジョンを血祭りにしていた為、彼は最強の技術を身につけていた。
そう。城里学は普通の冒険者ならば、ダンジョン攻略において必須である《スキル》さえも使用していなかったのだ。
彼はつまるところ、どうしようもなく強かった。
タイトル改題しました。
元タイトル『どうやら僕は勇者専用の超高難易度ダンジョンに挑んでいたらしい〜適当にダンジョン攻略しながら配信していたら、幼馴染の女勇者が乱入してくるし、口喧嘩になるし、いつの間にか大人気配信者になっていた〜』
162,813字 (2856.4字/話) 37%