現実世界[恋愛]

きみの声だけ、聞こえない ―心の声が聞こえる私の、たったひとつの静けさ―

人の心が、聞こえる。

蓮見透にとって、それは呪いに近かった。
容姿に向けられる欲望も、成績への嫉妬も、望まないのに全部聞こえてしまう。
だから笑顔を貼りつけて、誰にも本音を見せず、一人で生きてきた。

二年生になっても、その毎日が変わることはない――はずだった。

進級して、席替えで隣になった氷室誠。彼は、透が初めて出会った「読めない」人間だった。
悪意がない。下心もない。退屈そうに欠伸をして、眠そうな目でこちらを見るだけ。

紙のやりとり、溶けかけのチロルチョコ、雨の日の相合傘。
小さな偶然を重ねるうちに、透は気づいてしまう。
――心を読まなくても、隣にいるだけで、知れることがある。

そして、それはもう「たまたま」ではない。

シリアス / ほのぼの / 日常 / ハッピーエンド / 青春 / 超能力 / スクールラブ / ラブコメ / 甘々 / イチャラブ / 家族 / じれじれ / 純愛
全165話連載中 2023/06/25 00:09更新
452,090字 (2739.9字/話) 38%
日間P
-
総合P
6,892
ブクマ
1,339
平均評価
9.49
感想数
313
レビュー
0
評価頻度
33.16%
評価P
4,214
評価者数
444
週間読者
-
日間イン
0回
ベスト
圏外
最終取得日時:2026/09/02 01:24
※googleにインデックスされているページのみが対象です