ある日、全人類は異世界へ送られた。全員がゼロからのスタート。転移先は完全ランダム―――。冴えない社畜としてくすぶっていた佐藤太一が送られたのはラスボスの前だった。「貴様に生きるチャンスをやる」そう言ってラスボスが突きつけてきたのは、絶望的な賭け。誰も勝てない、死のゲーム。だが、太一は身を削り、命を燃やし、それでも挑み続けた。そして“勝率ゼロ”のゲームをひっくり返したとき、ラスボスは宣告する。「余は、祝福する」。絶望から始まる、圧倒的な逆転劇。社畜あがりの男が、異世界で最強の存在へと駆け上がる！【カクヨムで先行投稿してます】