異世界[恋愛]
仮初の側妃は反旗を翻す
公爵令嬢として生まれ育ったソフィアは王命によって王太子の婚約者に選ばれ、厳しい教育を受けながら育ってきた。一方王太子は初対面からソフィアに対して嫌悪感を示し、歩み寄れそうな気配もない。それでも貴族の義務として、自分に出来ることは精一杯行なってきたつもりだ。だがまもなく正式な婚姻を迎えようという頃。王太子は「彼女を正妃にする」と、可愛らしい平民の少女を連れ帰って来たのだった。
結局側妃として城に入ったソフィアであったが、享楽に耽り浪費を重ねる王族たちを諌めつつなんとか国民の生活を守ろうと日々奮闘していた。心身共に疲弊する毎日を支えたのは、領地で奮闘している生家の父と兄。そして、記憶の中にいる初恋の相手を思い出すことだ。彼らを含めた国民を守る為にはここで諦めるわけにはいかないと必死で駆け回るソフィアに伝えられたのは残酷な真実で──。
ぷつり、と何かが切れた瞬間。ソフィアはこの国を終わらせることに決めたのだった。
女主人公 / ハッピーエンド / ざまぁ / 冒険者 / 側妃 / 初恋 / 両片思い / 執筆応援フェア
全4話完結
2025/09/02 18:00更新
16,678字 (4169.5字/話) 45%
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最終取得日時:2025/09/06 12:05
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