ローファンタジー[ファンタジー]

セーブ妖精はお友達をご所望です

「ねえ!セーブする?」

「…へ?」



学校の渡り廊下、その中央あたりで、俺はそいつと出会った。

緑色のひらひらしたワンピースに、見たことの無い花の髪飾りをしたその姿。

子供ながらにその顔立ちは十分に整っていて、ひときわ大きな青色の瞳と、新緑の髪が印象的だった。



ただ、2点だけ明らかに俺たちとは違う部分があった。



1つ目。それは背中に羽が生えてて、それが小刻みに揺れて浮いていること。



そして2つ目は、それが手のひらサイズだということだ。

日常 / 青春 / 私小説 / ミステリー / 怪談 / ラブコメ / 妖精 / セーブ / ハッピーエンド
短編 2021/01/18 15:31更新
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最終取得日時:2024/04/28 01:34
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