現実世界[恋愛]
同級生が大好きな配信者さんだったから死にそうだし、もしかすると私のことが好きかもしれない。
好きな人がいる。
その人は配信者をやっていて、顔も本名も知らないけれど、それ以外に知っている全てが大好き。
友達にはよく馬鹿にされるけれど、顔から入る恋は正義のくせに、声から入る恋は認められないだなんておかしな話だと思う。
でも、この恋はどれだけ想っても報われない、一方通行の恋だ、と思っていた。
『俺の好きな子さぁ、よく図書室に本を借りに来るんだけど。いつも借りてく本が俺の好みとドンピシャなんだよなぁ。それから自然と目で追いかけるようになっちゃってさ』
──ふーん。私もよく図書室に本、借りに行くけど。今日も行ったけど。それなら、私のこと好きになればいいじゃん。
『何!? 好きな子と話したことはないのかって!? あるよ、ちょうど今日な!』
……っていうかこれ、本当に私じゃない!?
スクールラブ / 日常 / 青春 / ラブコメ / ほのぼの / ハッピーエンド / 恋愛 / 配信者 / 図書委員インドア男子 / クラスの中心系美少女 / ヒロインが押します / 両片想い / 123大賞
短編
2021/07/31 00:02更新
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最終取得日時:2024/12/26 01:18
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