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シリアルバレット・オイタナジー

 灰色の朝日が差し込むベッドの中で、少年は考える。
 どうしようもない事実として、〈青い野原の集落〉は終わりつつある。
 ここには未来なんてない。そんなことみんな知っている。
 誰か偉い人が、早く看板を立てるべきなのだ。〈青い野原の集落〉は終了しました、と大きな字で書いて。そうすればこの集落の人たちだって、雪原へと足を踏み出すかもしれない。あるいは自主的に、墓石の下に潜り込むかもしれない。どちらにせよ重たいため息を一つ残して。

 雪に閉ざされた世界の、少年と少女と弾丸の話。

ため息 / 墓穴 / 塩
短編 2013/02/26 19:57更新
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最終取得日時:2026/08/17 03:20
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