現実世界[恋愛]

最近疎遠になった幼馴染が、勉強以外無能なガリ勉ぼっちの俺に告白をしてきたので俺も好きだと言おうとしたら嘘告白で絶望しました ~でも幼馴染の様子がおかしかったので無理やり家に連れていって問い詰めます~

【林 勉】はクラスメイトにガリ勉と言われるほど、毎日勉強に明け暮れる高校一年生。

テストはいつも学年一位だが、その代わりに運動は全く出来ず、会話やコミュニケーションが苦手。挙句には顔も中の下くらいで身長も小さいと、かなり散々。

そんな彼にも、唯一知り合いと呼べる少女がいた。

少女の名は【如月 紗香】——内気で引っ込み思案な性格だが、とても素直で純粋な彼女に、勉は密かに想いを寄せ続けている。

高校入学してすぐの頃は多少の交流があったが、中間テストが終わった頃に、紗香に初めて勉以外の友達が出来た。それ以降、勉との交流が無くなり、疎遠になってしまった。

完全にぼっちになってしまった勉。もちろん寂しくて辛かった。

だが、友達との時間を邪魔したくないという想いと、少しでも紗香に相応しい男になろうと、勉は勉強に励んだ。

そんな勉は、紗香と疎遠になって約半年ほど経った十二月のある日の放課後、紗香に突然呼び出された。

こんな人気のない所に呼び出して、一体どうしたのだろう? と思っていると、紗香は言いにくそうにモジモジしながら口を開いた。

「勉くん、あなたの事が好きです。あたしと付き合ってください」

まさかの告白に、勉は思わず呆気に取られてしまった。

勉は自分も紗香が好きだと答えようとしたが、そんな勉をバカにするかのように、紗香はすぐに高らかに笑い始める。

「……なーんてあたしが言う訳ないじゃん! なになに、勉くんってば期待しちゃった? バッカみたい! あははは!!」

――勉はずっと想いを寄せていた紗香に、嘘告白をされてしまったのだ。

その後も勉を罵倒する紗香だったが、どうにも様子がおかしい。それに、優しい紗香がそんな事を言うとは勉には思えなかった。

そう思った勉は、紗香の手を無理やり引っ張って、自分の家に連れて行き――

スクールラブ / 日常 / 青春 / ざまぁ / 幼馴染 / すれ違い / 両片想い / 男主人公 / 現代 / 学園 / 嘘告白 / ぼっち / 美少女 / ネット小説大賞九感想
短編 2021/04/24 22:10更新
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最終取得日時:2026/08/08 01:35
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