現実世界[恋愛]

黄昏よりも暗き者と血の流れよりも紅き者~宿命のライバルは、なんと俺のよく知る〇〇〇だった~

昔なら考えられないことだったらしいのだが、今はネット環境が発達しているためオンラインでゲームの対戦が盛んに行われている。
俺は親の影響もあって特に格闘ゲームを好んでやっており、一応とあるゲームで最高ランクにまでは到達していた。

このランク帯はプロのゲーマーも多いので中々厳しい環境なのだが、そんな中素人でありながら凄まじい強さを誇るプレイヤーが存在する。
その名は『血の流れよりも紅き者』。
奇しくも俺のプレイヤーネームである『黄昏よりも暗き者』と似たようなネーミングだ。
だからこそ俺は『血の流れよりも紅き者』を目標とし、勝手にライバル視していた。

明らかに実力差があるのだが、何故か『血の流れよりも紅き者』は俺との対戦によく付き合ってくれた。
そして一年ほど経った頃、俺はついに『血の流れよりも紅き者』から勝利をもぎ取ることに成功する。

思わず似合わぬ勝利の雄たけびを上げる俺。

そんな俺に一通のメッセージが届く。
それは、『血の流れよりも紅き者』から送られてきた――果たし状だった。


※この作品は家紋 武範様主催の「夕焼け企画」参加作品になります。

男主人公 / ハッピーエンド / ラブコメ / 夕焼け企画 / 格闘ゲーム / 幼馴染 / 妹 / ネトコン12感想
短編 2023/11/15 23:59更新
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最終取得日時:2024/05/16 12:20
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