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王立高等魔術学院の日常

 

「なんでこの言葉が紡ぎ出す美しさが理解できないんだ?」
「お前こそ、この機能美を極めた紋陣の価値が分からないのか?」

 朝っぱらから教室を真っ二つに分ける論争。

ここ、王立高等魔術学院には大きく分けて三つの系統がある。

言葉を紡ぎ、詠唱により神の力を借りて魔術を発現させる文系。
計算された魔紋陣を描き、魔術を発現させる理系。
魔力を体内で練り上げ、身体能力を上昇させる体育会系。

三つの系統は常に争い、自分の信じる系統こそが至高だと声を上げる。

無所属のカリエ、クラサは外から論争を見ているだけの日常を送っていた。しかし他国の王子の転入によって騒動に巻き込まれていくのだった。

魔術 / コメディ / 学院 / 王子 / 文系 / 理系 / 体育会系 / 決闘 / ネトコン12感想
短編 2024/03/23 09:26更新
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最終取得日時:2024/05/21 12:11
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