ローファンタジー[ファンタジー]

ヒーロータイム一家 鈴木誠也の場合

 西暦20XX年。何の前触れもなく、地球の物理法則は大きく変容した。

 それまで何事もなく秩序正しく動いていた世の中が唐突に────

 ヤンキーたちが夕日をバックにタイマンを張り、パンチ一発でお互いに何メートルも吹っ飛ばしあいながら最後にマブダチになり……

 幼稚園の送迎バスを怪人や戦闘員がジャックしては変身ヒーローや戦隊ヒーローに成敗され……

 マスコットキャラに唆された年端も行かない少女が魔法少女や変身ヒロインとなって、異世界からの侵略者と熱くリリカルな感じのバトルを繰り広げ……

 町工場兼研究所を営むマッドな博士が孫を巻き込んで、巨大ロボットで地下勢力や宇宙からの侵略者を迎撃し……

 ろくでもない理由で地球に降りてきた宇宙怪獣と巨大ヒーローとの戦いでちょくちょく町が破壊され……

 それまで普通に店舗やインフラとして機能していた建物が突然ダンジョンとなってモンスターを吐き出し、ダンジョンエクスプローラーなる存在によって攻略され……

 名探偵と怪盗が様々な施設に甚大な被害を出しながら謎の組織相手に大立ち回りを繰り広げ……

 刑事と犯人が八時四十五分ごろに崖の上に立ち……

 団地妻が酒屋のサブちゃんと禁断の愛を育む……

 そんな世界にシームレスに変容したのだ。

 これは、そんな世界で主人公の一人に抜擢された少年の、激動の一年間のプロローグである。

残酷な描写あり / お盆の供養企画 / カオスなごった煮世界 / 出オチ / 酒屋のサブちゃんとか / 45分に崖の上とか / 基本ファンタジー
短編 2024/08/10 07:00更新
5,099字 21%
日間P
-
総合P
856
ブクマ
62
平均評価
8.51
感想数
12
レビュー
0
評価頻度
138.71%
評価P
732
評価者数
86
週間読者
-
日間イン
1回
ベスト
101位
最終取得日時:2026/08/28 12:44
※googleにインデックスされているページのみが対象です