ヒューマンドラマ[文芸]

『異変だと思うなら階段を上れ。それが真実と思うなら階段を下れ』

冷たい石の塔で目覚めた王太子は、壁に貼られた奇妙な指示に従い、螺旋階段を昇降する。ルールは一つ。
『異変だと思うなら階段を上れ。それが真実と思うなら階段を下れ』。
新たな階層に辿り着くたび、懐かしい場面と面影が次々と現れる。……ただし、記憶に残るそれらとはどこか違う様相で。

これは異変か、それとも真実か。

塔を巡り、ついに人生の原点に辿り着いた彼は、未来を変えるための最後の選択を迫られる。

※本作は、異変を探すループ空間を題材としたゲーム『8番出口』に着想を得ています。

シリアス / 男主人公 / 西洋 / 中世 / ハッピーエンド / 王太子 / 異変 / 再生
短編 2025/10/10 18:41更新
7,725字 21%
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最終取得日時:2025/10/16 12:05
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