異世界[恋愛]

「お従妹様の看病で五年、夜会に出ておりませんの」

侯爵令嬢イレーネは婚約者アーロンの要請で、五年にわたり彼の「病弱な従妹」クレアを看護してきた。夜会も社交も諦め、毎晩クレアの枕元で看護した。だが二十三歳の誕生日、医師会の抜き打ち健診でクレアは「むしろ同世代で最も健康」と診断される。イレーネが見せてもらった五年分の薬代明細には、存在しない薬品と架空の処置が並んでいた。アーロンは慌てる。「誤解だ。クレアは本当に弱くて……」イレーネは微笑んだ。「では、五年分の看護費と、わたくしが失った社交時間を、具体的な数字にして頂戴いたしましょう」。医師会長が断言する。「詐病誘導と医療費架空請求。司法に回します」。

異世界転生 / 婚約破棄 / ざまぁ / 令嬢 / 因果応報 / 短編 / 一話完結 / 虚偽病弱 / 医師診断 / 帳簿 / 詐欺立証 / 看護 / 冷静 / 令嬢の反撃
短編 2026/04/28 19:00更新
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最終取得日時:2026/04/30 12:05
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