異世界[恋愛]

「平民が聖女になれただけでも感謝しろ」とやりがい搾取されたのでやめることにします。

平民であるフェルーナは、類稀なる魔法使いとしての才を持っており、聖女に就任することになった。
しかしそんな彼女に待っていたのは、冷遇の日々だった。平民が聖女になることを許せない者達によって、彼女は虐げられていたのだ。

さらにフェルーナには、本来聖女が受け取るはずの報酬がほとんど与えられていなかった。
聖女としての忙しさと責任に見合わないような給与には、流石のフェルーナも抗議せざるを得なかった。

しかし抗議に対しては、「平民が聖女になれただけでも感謝しろ」といった心無い言葉が返ってくるだけだった。
それを受けて、フェルーナは聖女をやめることにした。元々歓迎されていなかった彼女を止める者はおらず、それは受け入れられたのだった。

だがその後、王国は大きく傾くことになった。
フェルーナが優秀な聖女であったため、その代わりが務まる者はいなかったのだ。
さらにはフェルーナへの仕打ちも流出して、結果として多くの国民から反感を招く状況になっていた。

これを重く見た王族達は、フェルーナに再び聖女に就任するように頼み込んだ。
しかしフェルーナは、それを受け入れなかった。これまでひどい仕打ちをしてきた者達を助ける気には、ならなかったのである。

※この作品は「アルファポリス」にも投稿しています。

女主人公 / 日常 / ハッピーエンド / 聖女 / 王女 / 公爵令嬢 / ざまぁ / 魔法
全16話完結 2026/01/11 00:00更新
53,143字 (3321.4字/話) 50%
日間P
8
総合P
1,130
ブクマ
100
平均評価
7.44
感想数
0
レビュー
0
評価頻度
125%
評価P
930
評価者数
125
週間読者
211
日間イン
4回
ベスト
200位
最終取得日時:2026/03/12 12:08
※googleにインデックスされているページのみが対象です