異世界[恋愛]

適材適所だとしても、嫌われ役の分担はご遠慮いたします

マルグリット・モートン伯爵令嬢は、子供の頃からやけに神経質な人間だった。
気付いた事に怒りを見せた事は無くとも、その気付きは、使用人を不安にさせ、招待主に気まずさをもたらし、本人を居心地の悪い思いに追い込んだ。
婚約者は学園に入学するまでは、マルグリットを気が利くと言っていたはずだったが、学園では彼の友人がマルグリットの神経質さを悪し様に言うのを、宥めるだけだった。
そうしてある日言われる「いつものように、マルグリットが嫌われ役であってくれれば、全て丸く収まるのに」
 ポイントやブクマ、ありがとうございます。誤字報告も助かってます。

女主人公 / ハッピーエンド / 微ざまぁ / 似た者同士 / 婚約者がクズ / 元鞘NG / 家族仲は良い
短編 2023/08/28 12:00更新
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最終取得日時:2024/05/07 12:24
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