空想科学[SF]

幸運艦「そよかぜ」戦記- 転移してきた異界の機動兵器

 数々の海戦を生き抜き、“幸運艦”と称された和ノ国皇国海軍所属の駆逐艦「そよかぜ」は、最大の危機に瀕していた。それは、大国のスラブ大帝国との決戦に及ぶため、その重要拠点の一つとされるラヌン島攻撃の作戦に向かっているときだった。
 すでに大半の艦艇と航空機を失い、制空権も制海権もない中、海軍の持つほとんどの戦力を投入して行われたこの作戦は、スラブ大帝国航空隊の大軍に阻まれることとなる。
 主力戦艦である「ほうらい」が撃沈され、主要艦艇も失われつつある中、奮戦する「そよかぜ」だったが、その甲板上に奇妙なものが出現する。
 それは、異なる世界からやって来た機動兵器で、人型重機と呼ばれるロボット兵器だった。無論、彼らの世界に存在するものではない。が、「そよかぜ」副長の海野大尉は、その乗員、ヘレーネ少尉を指揮下に入れ、反撃に出る。たった数度の攻撃で、敵航空隊七十機を消滅に追いやる。
 見知らぬ世界に飛ばされてしまった人型重機パイロットであるヘレーネ少尉と、この未知の機体とパイロットを利用し皇国防衛に努めるべく、知略を働かせる海野大尉。そして、そんな彼らの見知らぬところで起きている不可解な現象。人型重機を引き寄せた幸運艦「そよかぜ」は、この未曽有の危機を乗り越え、生き残ることができるのか?

R15 / 残酷な描写あり / 未来 / ロボット / 海戦 / 異文化交流 / 戦争 / 艦隊戦
全20話完結 2025/07/20 11:10更新
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最終取得日時:2026/10/18 12:29
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