ヒューマンドラマ[文芸]
どうして?と言われても………
「お前の母は死んだ。もうお前のこと等、誰も気にしないわ。一人でのたれ死ぬがいい」
王宮からかなり離れ古ぼけた白い離宮に、ぽつんと1人取り残された14才の少女クライス。
先程彼女に言い放ったのは、側妃スジャータとその側近達。
先程まで彼女クライスの母アンシェルの葬儀が行われていた。 その後に王宮の部屋を追いたてられ、ホコリ舞う離宮に移されたばかり。
あの言い方ならば、身の回りの世話はおろか、食事等も与える気はないだろう。
「お母様、来年はお参り出来ぬかもしれませんが、お許し下さいね」
力なくため息を吐きながら、青空に向かってクライスは呟く。
普段から敵対視されていたので、何かされるとは思っていたが葬儀の日にまさか来るとは。
でも1人で憚らず泣けるのは、ちょっとだけありがたいと思った。
これからどうなるんだろう?
R15 / ESN大賞7 / シリアス / 令嬢 / 騎士 / 貴族 / 政略結婚 / 伯爵令嬢 / 嫉妬 / 自業自得 / ザマア
短編
2023/09/22 17:11更新
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最終取得日時:2026/07/24 12:46
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