異世界[恋愛]

とある聖女の受難

「ニーナ=ベネット。お前は聖女の身分を偽り教会入りしただけでは飽き足らず、陛下や我が弟をたぶらかしたとして国外追放を言い渡す!」
第一王子は胸を張って堂々と言い張る。だが身分を偽ったという証拠もなければ、陛下達を誑かしたという証拠もない。二人に確認すら取っておらず、今回の件は第一王子の独断で動いたようだ。国の宝である聖女を国外追放しようというのに、証拠もなしとは呆れて声も出ない。ニーナが能力を公にしていないのには理由があり、事情を知っている宰相は静観を決め込んでいる。だが宰相に裏切られるとは考えづらい。考えられるのはこれを利用した第一王子の切り捨てである。

女主人公 / 聖女 / 追放? / ヤンデレ / オメガバース
短編 2021/12/02 12:00更新
12,357字 40%
日間P
-
総合P
5,992
ブクマ
291
平均評価
7.9
感想数
0
レビュー
0
評価頻度
235.4%
評価P
5,410
評価者数
685
週間読者
-
日間イン
0回
ベスト
圏外
最終取得日時:2024/04/19 01:07
※googleにインデックスされているページのみが対象です