ハイファンタジー[ファンタジー]

『精霊の愛し子』は居るだけでいいのです。

「貴様との婚約を破棄する!! 『精霊の愛し子』という立場でありながらだらだらと寝ているばかりで!! 貴様なんぞ王妃に相応しくない」
 目の前で、私の友人が婚約破棄の宣言をされていた。
「……王太子殿下は馬鹿なんですか? 『精霊の愛し子』というのはいるだけでいいんですよ?」
 私の膝の上で頭を乗せて、眠たそうにしている友人モニエナ様の頭を撫でながら私は思わずそう言った。

ガールズラブ / 精霊 / 愛し子 / 婚約破棄 / お昼寝 / 皇女
短編 2022/08/05 05:34更新
3,438字 46%
日間P
-
総合P
4,612
ブクマ
369
平均評価
8.28
感想数
1
レビュー
0
評価頻度
126.83%
評価P
3,874
評価者数
468
週間読者
-
日間イン
0回
ベスト
圏外
最終取得日時:2024/10/31 12:51
※googleにインデックスされているページのみが対象です