異世界[恋愛]

お直し専門の針子令嬢は、ドレスの縫い目から嘘を見抜きます

没落子爵家の娘リゼットの店は、新しいドレスを作らない。看板にはこうある。

『仕立て直し承ります――三年前のドレス、今年の流行に』

質素倹約のご時世、お直しの腕一本で王都の奥様方を支えるリゼットには、職人としての持論がある。ドレスは人生の記録だ。ほどけば、ぜんぶ書いてある。お腹周りを二度出した跡は二人のお子の分。袖口の擦り切れは、右腕で子を抱く癖。急いで黒に染め直した跡は、突然の喪。

――だから、ほどけば嘘も見つかる。

ある日、店に無骨な大男が現れる。ロメール公爵、その人だった。依頼は妹君のドレス十九着の「検分」。嫁ぎ先の侯爵家から「稀代の浪費家」と糾弾され、離縁と持参金没収を突きつけられた妹君の、身の潔白を証明できるのは――縫い目だけ。

針と糸とお直し台帳で挑む、静かな逆転劇と、その後の恋のお話です。

AI直接使用 / 女主人公 / 針子 / お直し / 仕立て屋 / お仕事もの / 冤罪 / ざまぁ / 公爵 / 職人 / 溺愛 / 身分差 / 没落令嬢 / ハッピーエンド / 西洋
短編 2026/07/16 19:40更新
3,855字 46%
日間P
-
総合P
800
ブクマ
29
平均評価
8.43
感想数
2
レビュー
0
評価頻度
303.45%
評価P
742
評価者数
88
週間読者
-
日間イン
3回
ベスト
196位
最終取得日時:2026/08/29 12:07
※googleにインデックスされているページのみが対象です