宇宙[SF]

地球代表

「あれ……ここは」

 目覚めた彼は思わずそう呟いた。ベッドから身を起こし、周囲を見回すが、天井から壁、どこを見てもやはり記憶にない場所だった。

『ここは、我々の宇宙船の中です』

「えっ、誰……?」

 突然、頭の中に直接響くような声が聞こえた。その直後、部屋の壁の一部が静かにスライドし、彼は反射的に目を向ける。

「宇宙人……?」

『はい』

 壁だと思っていた部分は扉だったらしい。そこから現れた宇宙人たちは、穏やかな微笑を浮かべながら彼を見つめて、言った。

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短編 2024/12/06 11:00更新
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最終取得日時:2025/07/09 12:18
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