異世界[恋愛]
昔からこうなんですとのことでしたので
婚約者の腕には、いつも別の人の手がある。
幼馴染だから仕方がない、と彼は言う。
悪気はないのだそうだ。
誰も嘘をついていない。
それが、一番厄介だった。
子爵令嬢のレミィは、腹を立てるのが下手だ。
何かあると、まず手帳に日付と数を書く。
姉が家を出た日から、そういう子になった。
やがてレミィは、ひとつの匂いに気づく。
そこにあってはいけない匂いだった。
けれど、それは罪ではない。
法にも礼にも触れない。
ただ、貴族の世界では致命的になる。
レミィは誰も責めない。
声も上げない。
数えて、書いて、裏を取る。
彼女が数えたのは、罪ではないことばかりだった。
その手帳を、彼女はいつ開くのか。
AI直接使用 / 異世界 / 恋愛 / 悪役令嬢 / 婚約破棄 / 学園 / 幼馴染 / ざまぁ
全9話完結
2026/07/30 11:06更新
23,341字 (2593.4字/話) 44%
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最終取得日時:2026/08/31 12:07
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