異世界[恋愛]

乙女ゲームの王子様は真実の愛より永遠の祝福と幸福を選ぶ ―悪役令嬢はなぜ断罪されたのか―

カサンドラは自分が乙女ゲームの悪役令嬢であることを思い出して以来、破滅ルートを回避するために努力をしてきた。
父の不正をやめさせ、攻略対象が人間不信になる原因を解消し、ヒロインへのいじめを止める。
その努力は実り、彼女の断罪ルートは無事に潰えた……はずだった。

「カサンドラ・アントーニア・フォン・ハイドリヒ。
 身分を笠に学園の生徒を害する貴女を、民を守る義務のある王族として迎え入れることは出来ない。
 よって、貴女との婚約を破棄させてもらう」

しかし婚約者の王子はゲーム通り、カサンドラとの婚約を破棄して断罪した。
これはゲームの強制力なのか。
尋ねるカサンドラに、王子はただ首を横に振った。彼女の努力は認めているし、彼女を愛してもいると。

「私は君への真実の愛よりも、永遠の祝福と幸福を選んだだけなんだ」

全てを聞いた後、カサンドラは王子が賢明な選択をしたことを悟った。

異世界転生 / 乙女ゲーム / 悪役令嬢 / 女主人公 / 婚約破棄 / ゲームの強制力 / 王子 / 学園 / ネトコン11感想
短編 2021/06/18 20:38更新
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最終取得日時:2026/08/06 01:43
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