異世界[恋愛]

公爵令嬢のわたしは、世界を滅ぼせる魔女らしい

ヘイグ公爵家に生まれた黒髪と赤い瞳のツェツィーリエは、八歳のときに『封印の塔』に連れてこられ、十六歳になった今でも閉じ込められていた。
ファラクラレ王国では『黒き魔女と白き魔女』の戦いが、おとぎ話として伝えられており、黒髪と赤い瞳の女児が『黒き魔女の魂のカケラ』を持って生まれ、そして世界を滅ぼせる魔力を持つとされている。
王国ではすでに魔法など伝説上のものとされていたが、念のため、と幽閉されたのだ。

たった一人、塔で暮らすツェツィーリエのもとに、ある日、使用人としてカレルと名乗る男性がやってくる。
彼はこの世には魔法があると信じる変人で、ツェツィーリエに魔術を覚えて欲しい、と願う。
お調子者の彼に、ツェツィーリエは次第に心を開いていくが……。

「カレル……あなた」
「いったい、何者なの?」

R15 / 残酷な描写あり / 123大賞6 / 魔法 / ハッピーエンド / 集英社小説大賞6 / ネトコン13 / 魔女 / 公爵令嬢 / 主従関係
全41話完結 2024/10/03 18:10更新
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最終取得日時:2025/09/12 12:23
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