14歳のヴァイオレット・スライ侯爵令嬢は、思春期の少女らしく“十二病”の真っ最中。

そんな時、初恋の相手である“親戚のお兄様”ジョージ・ラウリー子爵令息が数々の女性と浮き名を流しながらも冷たく捨てていて、『氷の貴公子』と呼ばれているという噂を聞く。
舞踏会で久しぶりに再会したジョージに、やはり噂通りの男になっていたと感じたヴァイオレットは、彼を『ドロ沼の貴公子』だと罵る。
更に自分の力で彼の不埒な証拠を掴もうと息巻くのだが……。


※ラブなハピエンです。主人公が中二病＆恥ずか死にそうになるシーンがあるので共感性羞恥をお持ちの方はご注意ください。

※全11話で完結済み。一話あたり2500～3000文字、最終話のみ約4000文字です。

※琥珀様（ID:2055769）の活動報告のひとこと
「なろうに『氷の貴公子』が多すぎじゃない？ たまには『沼の貴公子』とか『岩の貴公子』とかあってもいいのに！（※超意訳）」から着想を得て、お話を練ってみました。