ハイファンタジー[ファンタジー]

厄介者としてパーティーを追放されたので勇者を殺してみた ~【シナリオチャート認識】+【データ改竄】で異世界を謳歌する~

勇者パーティーの一員である俺は、魔王討伐の旅に出ていた。
ところがある日、役立たずだとして追放勧告を受ける。
パーティーメンバーから日頃の鬱憤晴らしに散々な罵倒を受けた俺だが、彼らの最低な態度を歓迎した。

「俺達はもう仲間じゃない。つまり何をしてもいいわけだ」

今まで隠していた能力を解放した俺は、勇者のハーレム要員を順に惨殺する。
英雄の実力も、俺の持つチートの前では無意味に等しかった。
晴れて自由の身となった俺は、新たな目的を掲げる。

「勇者パーティーの残機をゼロにしてゲームオーバーにしよう」

そう、俺にとってここは異世界であった。
日本で発売された鬼畜難度のRPG『ファンタジック・スリル3』に酷似しており、突如として転移してしまったのだ。

転移してきた影響なのか、俺は他の人間と違ってゲームシステムを利用できる。
そんな俺の目的は、この世界を終わらせないことだった。
勇者が魔王を倒すと、ゲームクリアでシナリオが途切れてしまう。
だから勇者パーティーの行動を妨害して、彼らの残機を使い切らせてゲームオーバーにしなくてはいけない。

勇者の残機はおよそ100。
ゲームオーバーに持ち込むのは難しくない。
こうして追放された俺は、教会で蘇る勇者パーティーを付け狙うのであった。


カクヨムにも投稿しております。

R15 / 残酷な描写あり / 異世界転移 / スプラッタ / 冒険 / パーティー追放 / 主人公最強 / 現代兵器 / ゲーム / 復讐 / ダークファンタジー / 123大賞4 / キネノベ大賞9 / OVL大賞9 / コミックスピア大賞3
全130話完結 2021/04/15 23:55更新
122,016字 (938.6字/話) 15%
日間P
-
総合P
5,738
ブクマ
1,098
平均評価
8.56
感想数
93
レビュー
0
評価頻度
37.7%
評価P
3,542
評価者数
414
週間読者
242
日間イン
0回
ベスト
圏外
最終取得日時:2024/05/16 01:43
※googleにインデックスされているページのみが対象です