異世界[恋愛]

残念なあなたは重要な夜会で私を「あばずれ」呼ばわりして婚約破棄を宣言したけれど、あなたの婚約者になった覚えはありません。私はその話を三歳の時に断ってから隣国の立派な皇太子と婚約を結び今に至ってますが?

隣国の皇太子歓迎の夜会で、王太子は宣言する。「おれにたいして不敬で不義理で不誠実なおまえは、王太子妃、ひいては王妃にふさわしくない。よって、今夜この場をもって王太子妃候補から除外する。つまり、婚約破棄だ」、と。「ちょちょちょ、ちょっと待って。いったいどういうこと? わたし、彼の婚約者だったの?」
いわれなき誹謗中傷を叩きつけられた上に王太子妃候補除外を言い渡されたエマは困惑する。
彼女は、そもそも王太子妃候補だったということを知らなかったばかりか、隣国の皇太子との婚儀が決まったばかりだから。
一方、宣言した王太子は、このあと悲劇、いや、惨劇に見舞われる。

※ハッピーエンド確約。タイトルそのままです。ご都合主義のゆるゆる設定はご容赦願います。

ハッピーエンド / 勘違い / 除外 / 学友 / 宣言 / ざまぁ / クズ王太子 / 無知 / 婚約
短編 2025/12/18 21:07更新
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最終取得日時:2025/12/26 12:06
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