現実世界[恋愛]

高校の文化祭で、婚約破棄をする浮気者の王子役をやったら、お味噌汁が原因で、本当に婚約破棄をしたがっていると思われた俺の話

Web小説好きの顧問のススメで、演劇部が文化祭で舞台をすることになった。演目は婚約破棄を告げられた貴族女性が、過去の恋を清算して、新しいパートナーを見つけ幸せになるものだ。

主人公は女性。時代背景は西洋世界を模したもの。女性に婚約破棄を告げた相手は、バカな王子で、異世界から来た女性(日本人転生者)と浮気する。バカな王子はけちょんけちょんにされ、貴族女性はパートナーと幸せになる。
浮気男が成敗されるためか、Web小説では人気のある題材らしい。

しかし、演劇部は二名しかいない。
サーフィンが趣味の部員にヒーロー役を任せ、俺はバカ王子役を志願した。そして、主人公と異世界からきた女性役は、助っ人にお願いしてやってもらったわけだが……

舞台にあがると、なぜか俺は、本当に婚約破棄を告げた人になっていた。


※『第3回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞』投稿作のため、1000文字以内の話です。

使用テーマは「お味噌汁」

なろラジ大賞の全テーマをワードとして使用しています。

スクールラブ / ラブコメ / 男主人公 / 高校生 / なろうラジオ大賞3 / 誤解 / お味噌汁 / おバカ
短編 2021/12/01 10:59更新
1,000字 17%
日間P
-
総合P
810
ブクマ
31
平均評価
8.6
感想数
13
レビュー
0
評価頻度
280.65%
評価P
748
評価者数
87
週間読者
-
日間イン
0回
ベスト
圏外
最終取得日時:2024/05/03 01:13
※googleにインデックスされているページのみが対象です