現実世界[恋愛]
量子力学=恋?
「ねえ筧(かけい)君、量子力学って知ってる?」
「え?」
僕と榊(さかき)さん以外誰もいない、放課後の教室。
日直だった僕たち二人は並んで黒板を拭いていたのだが、榊さんが唐突にそんなことを訊いてきた。
量子力学……?
「うーん、名前くらいは聞いたことあるけど、具体的なことまではわからないな」
「ふふ、私も聞き齧った程度の知識しかないんだけど、何でも量子っていう目に見えないくらいとっても小さい物質は、誰かに見られてる時だけ挙動が変わるんだって。その謎を研究する学問らしいよ」
「は?」
そんなバカな……!?
※「なろうラジオ大賞4」の参加作品です。
ハッピーエンド / スクールラブ / ラブコメ / ESN大賞8 / 青春/日常/短編 / 男主人公/一人称 / 現実世界恋愛小説 / 美少女/女子高生 / 現代(モダン) / 高校生 / 学園/学校/学生 / 純愛/じれじれ / ネトコン13感想
短編
2022/12/02 21:07更新
807字 52%
807字 52%
日間P
-
総合P
606
ブクマ
19
平均評価
9.02
感想数
31
レビュー
5
評価頻度
331.58%
評価P
568
評価者数
63
週間読者
-
日間イン
0回
ベスト
圏外
最終取得日時:2025/04/24 01:00
※googleにインデックスされているページのみが対象です