異世界[恋愛]

献上品の毒味は必須でしょうが、味見は予想していませんでした

 (マグノリアの花の咲く頃に 第一部 第二章から第三章にかけての幕間)

 ライティーザ王国アレキサンダー王太子は、執務室に一人の訪問客を迎えた。出入りの商人のカールだ。イサカと周辺の町の交易に深く関わっている。東の地の復興に関わる商人の一人であり、アレキサンダーの手足となって働いている。
 
 ある日、カールが、南方を旅してきた知人から仕入れたという、珍しい品をアレキサンダー王太子に献上した。
 砂利のような木の実の殻のような、珍妙な見た目をして、名前も加加阿という、何から何まで珍妙な品だ。

 その加加阿をきっかけにした、執務室でのお話。

R15 / 残酷な描写あり / 身分差 / 年の差 / ヒストリカル / ほのぼの / 男主人公 / 女主人公 / 中世 / 西洋
短編 2022/02/14 10:00更新
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最終取得日時:2024/05/17 01:08
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