異世界[恋愛]
見下しているというか、実際に下だっただけなんですけどね?
読書好きのレティシアは放課後、学園の図書館でロマンス小説を読み漁るのが日課だった。
そこで親しくなったのは公爵子息のアンセルム。
彼は世間話の中で、最近学園で広まっているレティシアの悪評を気に掛けていた。
しかしそんな彼にレティシアは言う。
「愉快な話にすれば良いだけです」
そして数日後。
折り合いが悪かったレティシアの婚約者は彼女に婚約破棄を付きつ行けようとするが――
「お前との婚約を――」
「――貴方との婚約を破棄します!」
レティシアは嬉々とした様子でそれをぶった切った。
……そう。彼女はロマンス小説オタク。
本来ならば無作法でしかなく一生言う機会などないだろう『婚約破棄』というセリフを言いたくてそわそわしていたのだ。
しかもなんと、多少の無礼講を働こうとも批判が集まらない程に、レティシアは普段から高い評価を受けていた。
一方のマルスランはというと彼女とは全くの逆。
この婚約破棄の現場で、誰が勝利を収めるかなど――火を見るよりも明らかなのであった。
BWK大賞1 / BK小説大賞2 / アイリスIF9大賞 / ハッピーエンド / 悪役令嬢 / 異世界恋愛 / 婚約破棄 / 悪女 / 読書 / ロマンス小説 / オタク / 眼鏡 / 公爵子息 / 侯爵令嬢 / 眼中にない
短編
2026/02/26 23:59更新
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最終取得日時:2026/08/11 12:19
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