現実世界[恋愛]

時をかける貴之くんと別に時をかけないゆうひちゃん

「驚かないで聞いて欲しいんだけど」
「うん」
 放課後、囲碁将棋部の部室の片隅で、私こと「ゆうひ」は友達の「貴之くん」とオセロの盤を挟んで向かい合う。
 貴之くんは最初の石を置きながら、いつものくだらないお喋りよりも、ちょっとばかりシリアスなテンションで切り出した。
 なんだろう。普段はただの友達だけど、そんな真面目な雰囲気を出されるとちょっとドキドキしてしまう。もしかして、貴之くんも私のこと……とか、思っちゃいそうだ。
「俺、タイムリープしてここにいるんだ」
「うん?」
「それというのも、実は俺はゆうひちゃんのことが好きで、今日ゆうひちゃんに告白するんだけど」
「うん!?」

これは時をかける貴之くんと、別に時をかけない私のお話。

日常 / ハッピーエンド / 青春 / タイムリープ / スクールラブ / ラブコメ / タイムマシン
短編 2019/05/30 00:42更新
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最終取得日時:2026/04/16 01:47
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