異世界[恋愛]

薄明の君は歌う。古き吸血鬼が為に。

テオフィルは永き時を経た吸血鬼でその存在に倦んでいる。
自らの滅びの地、“故郷”を求めての旅の中、薄明色の瞳をした孤児の少女との出会い。
「天使さま」
「……わたしはそのようなものではない」
「じゃあ、お名前は?」
「少女よ、お前に名乗ってどうなると言うのだ」
「わたしはガブリエラ」
それが彼の最期に色を添えた。
滅びる吸血鬼と彼を看取った少女の短編。

R15 / 残酷な描写あり / 異類婚姻譚 / 身分差 / 年の差 / 伝奇 / 吸血鬼 / 幼女 / ビターエンド / 1850イギリス風 / ネトコン11
全9話完結 2022/01/14 15:18更新
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最終取得日時:2024/04/29 01:04
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