【完結済】「婚約破棄だ!」と言われた瞬間にスキップで逃げ出した侯爵令嬢。三年間、馬の脚の話しかしない王子に耐えた私へのご褒美は「自由」でした
「フィオナ・ルーベンス! お前との婚約は本日をもって——」
「ありがとうございますっ!」
退屈な王子との婚約破棄を三年間待ち望んでいた侯爵令嬢フィオナは、その瞬間に満面の笑みで感謝を叫んだ。大広間は静まり返り、王子の断罪スピーチは出鼻をくじかれた。
悲しむはずの令嬢が喜び、怒るはずの王子が泣く。誰も想定していなかった婚約破棄から始まる、逆転ラブコメディ。
14,917字 (4972.3字/話) 51%