現実世界[恋愛]

好きな人への告白を練習していたら、練習相手だけが最初から本番だった

西園ひまりは、好きな先輩に告白する前に、クラスメイトの水瀬慧へ「告白の練習相手になってほしい」と頼んだ。
無口で、からかったりしなくて、ちゃんと目を見て話を聞いてくれるから。
それだけの理由だった。少なくとも、最初は。

放課後の教室で、5分だけ。
「好きです」「付き合ってください」と練習するたび、水瀬は言葉の癖を直し、変なところを指摘し、でも最後にはひまりの“好き”をちゃんと受け止めてくれる。
その返事がやさしすぎて、本気すぎて、ひまりは少しずつ気づいてしまう。
自分がいちばん「好き」を伝えたい相手は、もう別の人になっているのだと。

そして水瀬もまた、ずっと前からひまりのことが好きだった。

これは、好きな人への告白を練習していたはずなのに、練習相手の前でだけ本音になってしまった女の子と、最初から毎回本番みたいに苦しかった男の子の、放課後5分から始まる高校生の甘酸っぱい恋の話。

学園 / ハッピーエンド / 青春 / 高校生 / 告白 / 告白の練習 / 片想い / 両片想い / じれじれ / 甘酸っぱい / 初恋 / 純愛 / 放課後 / 教室 / クラスメイト
短編 2026/04/09 14:43更新
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最終取得日時:2026/10/12 12:14
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