異世界[恋愛]

国王陛下に「側妃のおまえは子を産むだけの存在だから愛するつもりはない」と宣言されましたので、さっさと務めを果たして領地に戻ることにします

「おまえはただおれの子を産めばいい。側妃など、ただそれだけの存在だ。子を産むだけの道具を愛することなどない。だから、おれからの愛など期待するな」
その日、ささやかな領地から呼び戻された伯爵令嬢メイ・デュモンは、国王エミール・ガブリエルに宣言された。彼女は、エミールにとって乳母子であり幼馴染である。
「そうなのね。承知したわ」
軽く了承するメイ。
「ちょちょちょ、いいのか? おまえ、こんな理不尽なことを許すのか?」
が、宣言した本人は慌てふためき始めて……。そして、宣言とはまったく異なり、エミールはメイに絡みまくり、くっつきまくってくるようになる。しかも、側妃を敵視してもおかしくない正妃まで、彼女の予想に反してやさしく接してくる。
なにこれ? どうなっているの?
メイの困惑は、やがて後悔と悲しみにかわっていく。

※結局はハッピーエンドです。ゆるゆる設定は、ご容赦願います
※誤字報告ありがとうございます。(12/18)

ハッピーエンド / イケメン国王 / 正妃と側妃 / すれ違い / 幼馴染 / 余命宣告 / 意地っ張り / ネトコン11感想 / 小学館FTノベル賞 / ESN大賞5
短編 2022/12/12 21:17更新
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最終取得日時:2024/05/20 12:45
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