ホラー[文芸]
虚ろな器
志方理の両親は、霊視力のせいでいじめられる息子を心配して、国立魔道学院に転入させた。
志方は初めて、同じ能力を持つ同年代の子と出逢い、居場所を見つけ、彼らと話す内に進路について真面目に考え始める。
転入早々、高等部一学期の期末テストが始まる。
十二人学級を二分割。
志方は、頼りない副委員長〈雲〉、魔女っ娘〈火矢〉、残念な魔女っ娘〈渦〉、武闘派巫女〈榊〉、無力だが知識豊富な〈樹〉のB班に入れられ、「除祓概論」の実技対策に明けくれる。
試験では、山中の廃村の空き家を物理的に清掃し、霊的に祓い清め、霊的瑕疵を取り除く。
期末考査最終日、除祓師の実務さながらの試験に挑む。
特殊能力を持つ高揚感や優越感はなく、他の子との違いに生き辛さを感じつつも、普通に成績や家族関係や進路に悩む高校生達の生ぬるい物語。
自サイト「数多の花」から再掲。
残酷な描写あり / 青春 / 怪談 / 現代(モダン) / ファンタジー / 学校/学園 / 高校生 / 見習い巫女 / 妖怪 / 魔法 / 掃除 / 霊感 / 廃墟 / 能力テスト
全51話完結
2015/09/30 22:00更新
143,996字 (2823.5字/話) 27%
143,996字 (2823.5字/話) 27%
日間P
-
総合P
96
ブクマ
32
平均評価
6.4
感想数
1
レビュー
0
評価頻度
15.63%
評価P
32
評価者数
5
週間読者
-
日間イン
0回
ベスト
圏外
最終取得日時:2025/06/05 03:16
※googleにインデックスされているページのみが対象です