異世界[恋愛]

【完結】親愛なるあなたに、悪意を込めて!

「悪いが、僕は君のことを愛していないんだ」

結婚式の夜、私の夫となったルイスはそう告げた。

ルイスは皇后の直々の息子ではなく、側室の息子だった。継承争いのことから皇后から命を狙われており、十日後には戦地へと送られる人物。
生きて帰ってこれるかどうかも分からない、そんな男に愛されても迷惑な話だ。

「分かりました。皇子の帰りをお待ちしております」

戦地へと向かった夫を想い涙を流すわけでもなく、私は豪華な皇宮暮らしを楽しませていただいていた。

そんなある日、使用人の一人が戦地に居る夫に手紙を出せと言ってきた。

彼に手紙を送ったところで、私を愛していない夫はきっとこの手紙を読むことは無いだろう。

(だったら、少しくらい不満を吐き出してもいいわよね?)

そう思い、普段の鬱憤を詰め込んだ。
私は悪意を込めて、夫に送る手紙を書いた。

……まさか、彼から返事が返ってくるとは微塵も思わずに。



ランキング2位ありがとうございます!

♡Ruhuna大賞一次選考通過、一二三書房小説大賞一次選考通過、アイデジ!異世界ロマンス大賞最終選考

女主人公 / ハッピーエンド
全50話完結 2025/02/27 04:14更新
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最終取得日時:2026/02/05 12:20
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