異世界で讃岐うどんライフを始めたら何故か逆ハー状態で溺愛されています
「俺、ソフィアのこと好きだから!ただの幼馴染じゃなくて……。だから、考えといて!」
「だから!幼馴染じゃなくて、恋人になってくれってことだよ!」【ぶっきらぼうだけど実は優しい幼馴染トーマス】-----
「そう、私が自分を見て欲しい相手はソフィアだよ。君の明るさと一人ひとりに合わせて気遣いのできる優しさに、私も部下たちも日々の疲れを癒されている。できれば私だけに優しくしてもらえればと思ったこともあるけどね。年甲斐もなく年下の君のことを好いているんだ。」【人気の騎士団長アントン】-----
「あの幼馴染も、騎士団長も、フィリップとかいう奴もお前のこと気に入ってるみたいだからな。ウカウカしてたら奪われそうだ。俺がお前のこと好きだってことも知っておいてくれよ。」【ワイルドな大人の色気の船長ロルフ】-----
「ソフィア、私は明るくて気遣いのできる優しい君に惹かれているんだ。私は貴族だけれど、そのようなことは気にしなくて良いし些末な問題だ。このゴルダン領には身分について色々と言う民も居ない。もしソフィアに決まった相手が居ないならば、この領地で領主の妻となってこれからも美味しい讃岐うどんと醤油を作っていかないか?」【実は領主だけど農夫だと思われてるフィリップ】-----
〜逆ハーの醍醐味はどのキャラとくっつけたいか、だと思います〜
-----【あらすじ】-----
前世が日本に住むおばあちゃんだったヒロインは病気で亡くなってしまう。
そして生まれ変わった異世界で、不意に前世の記憶を取り戻したソフィア。
前世の病床からずっと食べたかった『讃岐うどん』を作ることにした。
家族で酒場フォンドールを営んでいるソフィアは店の看板娘。
幼馴染で肉屋の息子トーマスや、常連客のイケメン騎士団長アントン、ワイルドイケメンな漁師ロルフ船長、謎のイケメン農夫?フィリップから告白されて突然のモテ期?
そんな中、異世界でも揃えられる材料で『讃岐うどん』を作って酒場のメニューにしてみたら美味しいと評判になる。
「いやいや、本場の讃岐うどんはもっと美味しかった!」
もっと本場の味に近づけようとソフィアの讃岐うどんライフは始まり、それから出会っていく人たちからも想いを寄せられていつの間にか所謂逆ハー状態に?
*「アルファポリス」様にも掲載しています
39,248字 (1353.4字/話) 56%