異世界[恋愛]
孤独を秘める魔女と、孤独に寄り添う魔女の騎士
勇気と希望を司る大魔女、メイラフラン様にお仕えする私ことヴィルクスは、悩んでいる。
仕える主に不満がある訳でも、魔物によって孤児となった自分の運命を恨んでいる訳でもない。
それは──、主が心の奥底に秘める憂いを、本当の意味で払うことができないからだ。
魔女の騎士である私と、大魔女である彼女の立場は対等ではない。
立場をわきまえて、口から出そうになる『言葉』を必死に飲み込む毎日。
一番近くにいるというのに、彼女はその巧みな心のヴェールによって……誰にも本心を見せないのだ。
だが。だからこそ。
制約があるからこそ、見えてくるものがあるのだと。ここ最近は、分かるようになってきました。
ここでその例を一つ、お教えいたしましょう──。
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※既存の「誘惑する~」という作品と同世界観ですが、独立したお話です。
※アルファポリスにも掲載中。
R15 / 異世界 / ファンタジー要素 / 短編 / 恋愛 / 溺愛 / 魔女 / 騎士 / 主従 / 魔法
全5話完結
2022/05/03 15:32更新
6,529字 (1305.8字/話) 38%
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最終取得日時:2025/07/16 01:07
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