ハイファンタジー[ファンタジー]

断罪された聖女、逃げのびて魔女が住まうという森に辿り着く。

その日、私は魔女が住まうという森に来ていた。

言い伝えでは、『女神降臨祭』の、午後から日没までの間に、太陽を道しるべに魔女の住まう森を歩けば、湖の畔に魔女の家を見つけることができる、ということだ。

太陽は私の味方をしてくれているのか。
だとしたら、このあと会うはずの魔女様はどうだろうか。
私の味方になってくれるたろうか。
「味方になってもらわなくちゃ」
私は声に出してつぶやいた。無意識に。

『私は対価をもらえればそれでいいさ』

突然、私の耳に、いや、頭の中に直接語りかけるように、知らない声が響いた。

果たして、逃げ延びた先で出会うはずの、対価を求める魔女様は私の味方になってくれるのだろうか。

断罪された聖女は、自らの望みを叶えるべく、魔女の森を進む。
その先に待ち受けるものが、幸せな結末だと信じて。
(恋愛要素はありません)

女主人公 / 聖女 / 断罪 / ざまぁ
短編 2025/01/08 11:05更新
12,005字 34%
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最終取得日時:2025/01/22 12:06
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