異世界[恋愛]

婚約者の恋文がすべて代筆だったので、書いた人に会いに行きました

「あの恋文は全部、書記官に書かせたものだ」

二年間、大切に読み返してきた四十七通の恋文。
婚約解消とともに、そのすべてが代筆だったと知らされた令嬢リディアは、泣いてすがる代わりに尋ねた。

「その方のお名前を教えてください」

訪ねた先にいたのは、文章は上手なのに、挨拶するだけで机にぶつかる書記官ノア。
騙されていたことには、怒っている。けれど、悲しい日に救ってくれた言葉まで、嘘だったことにはしたくない。

手紙ではなく、顔を合わせて話すうち、少しずつ近づいていく二人。
ところがある日、ノアから突然の別れの手紙が届く。

見慣れた字に、本人の署名。
それでも、最後の一行だけは、どうしてもおかしかった。

――手紙を書いた人に、また会いに行こう。

少し口の立つ令嬢と、不器用な書記官が、自分の言葉で恋をするまでのお話。

なろうフェス2026 / 女主人公 / 西洋 / ハッピーエンド / 身分差 / 婚約解消 / ざまぁ / 自業自得 / 恋文 / 代筆 / 王子
短編 2026/10/16 07:00更新
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最終取得日時:2026/10/17 12:05
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